小池栄子の1/100ほどの支持もないであろう都知事が再選をしました。上司としては嫌なタイプだと思うので東京都の職員は大変だろうと思いますが、われわれ都民にとってはよいこともあります。

それは使うお金が増えないと言うこと。

彼女は自分が目立つために都知事になりました。だからCDCと言う無駄な組織を作ってみんなの注目を浴びたり、オリンピックの開会式に出るために必死でお金を使うでしょう。無駄なお金であることは間違いありませんが、都の経済基盤から言ったらたいした金額ではないはずです。

本当にお金がかかるのは福祉です。例えば山本太郎候補はとりあえず都民全員に10万円を配ると言っていました。10万円×1400万人。とりあえずで1兆4000億円です。大会組織委員会・国・都がオリンピックに支出した金額は6年以上で3兆円と言われています。総額3兆円は無駄遣い極まりないですが、それでも5,000億/年。とりあえずの福祉政策は1回で1年分のオリンピック招致費用を吹き飛ばす計算です。山本候補や宇都宮健児候補は、それくらいお金がかかる福祉政策を強化しようとしていたわけです。

それを埋め合わせるだけのお金が都にあるのか?都の収入は5兆4,000億円程度で、その使い道はきっちり決まっています。仮に無駄な公共事業を全て廃止できたとしても、その中からとりあえずで1兆4,000億円、その後も福祉を拡大なんてできるわけがありません。その上、これから税収は減少に転じます。福祉政策を拡大していくのは経済的に無理があります。

小池知事も1兆円ほどのCOVID-19対策費用を計上し、景気よくお金を配りました。でも福祉政策ではなく、配った自分を目立たせることが動機だったのできっとこれで打ち止めでしょう。再度お金を配ったところで目立たないでしょうから、今後は他に目立つお金の使い方がないか模索していくと思われます。結果、福祉に割かれるお金はこれ以上劇的に増えないと想定されます。

都の財政面から見ると小池百合子の当選はプラス材料です。経済成長の見込めない状況で、若い人たちに希望を残すためには公の財政健全化は大切。小池都知事には今まで通り自分が目立つためでいいので、財政を悪化させないスケールの小さいお金を使い続けてほしいものです。