今年の2月から新たな職場で働くことになりました。

 

42歳で4社目。世間的には決して褒められた状況ではないと思いますが、自分にとっても会社にとっても必要なステップだったのだろうと感じています。

 

理由は同じ会社でやる気を維持し続けるのは難しいから。やる気がない状況で働き続けるのは自分にとっても会社にとってもメリットがありません。やる気がないまま仕事をするのは苦痛だし、そんな社員は大抵結果を出せないからです。

 

だったら転職を推奨して人を入れ替えた方がいい。仮に全く同じ業界・職種に転職したとしても環境が変わればモチベーションが上がるからです。そのことは自分にとっても会社にとってもメリットがあります。

 

自分自身を振り返ってみるとまさにそんな感じ。今の会社には12年もの長きに渡ってお世話になりました。その中で自分のやる気がどう変化していったかを振り返ると結構面白いです。

 

入社後~2年:やる気↑ 結果↑

この時期は入社直後で新しいことを覚えるのに必死。やる気にも満ち溢れて結果もついてきていました。

前任者から引き継いだ営業と言う業務、しかも外国人とチームとして働くのは自分にとっては新しい経験だったので、一生懸命やり方を覚え、考えながら仕事をしていました。そのことが好循環を生んで、売上も上がっていきました。

 

入社3年目:やる気→ 結果↑

3年目に入ると仕事の仕方を一通り覚えます。思いつく新しい工夫もあらかた試し、自分の仕事の限界も見えてきます。その結果、やる気はなくなって行きました。『この仕事、嫌じゃないけど面白くはないな。』と言う気分。

ただ、種まきから契約に締結に至るまでに1年前後かかる商材だったので、前年の努力のおかげで売り上げ自体は伸び続けていました。

 

入社4年目:やる気↓ 結果→

4年目に入ると、やる気が低下した3年目の影響が出て売り上げの伸びが鈍化していきました。やる気が下降気味だったので、その状況に対する打開策を探すという気持ちにもなれず、『売り上げが落ちているわけではないからいいか』と言う、現状を容認する気持ちになってきます。

そしてその状況が気持ちの悪循環につながって『こんなことしていていいのかな?』と言う気持ちになってきます。残念ながらそうは思っても、自分の仕事のやり方を変えようとは思いませんでした。これまでの経験が工夫をすることの障壁になったのだと思います。

はじめに転職を考えたのはこの時期です。

 

入社5年目~7年目:やる気↑ 結果↑

そんなやる気のなかった4年目の終わりに、社内の新規プロジェクトから声がかかりました。これまで顧客ではなかった層をターゲットにして新規のビジネスモデルを立ち上げるという仕事。

商品の立ち上げから営業までほとんどの業務を1人で行っていたので業務量は多かったのですが、新しいことを任されているという実感がやる気を生んでくれました。いま思うと飛び込み営業など、自分に向いて無さそうな仕事も積極的にやっていたのが不思議なくらい。あらためてやる気の力ってすごいと感じます。

そのおかげで、結果もかなりついてきました。新規プロジェクトながら社内の認知度も大きく上がりました。

同じ会社で働いていたものの、社内で転職をしたようなものだったので、そのことでやる気と結果が向上していったという感じです。

 

入社8年目~10年目:やる気↑ 結果↑

新規プロジェクトが評価され、これまで日本で行っていたそのプロジェクトを世界に展開するために責任者としてチーム作りに着手した時期。多国籍チームの立ち上げは楽しく、かつ日本以外のビジネスチャンスも狙えるので継続してやる気があった時期でした。

プレーヤーからマネージャーへと言う役割の変更なので転職に近い環境の変化。そのことでやる気が上がったと言えると思います。

結果、ターゲットの市場が日本から世界に増えたこともあって売り上げは伸び続けました。

 

入社11年目~12年目:やる気↓ 結果→

チームが成熟して売り上げも安定してきたものの、伸びしろがなくなってきた時期。

チームに自分の仕事を移管して、また新しいことでもやってみようかと思ったものの、社内に大きな組織変更の波が来てそれも難しくなり、自分がそこで働き続ける意義が見いだせなくなりました。転職活動を始めたのはそう感じてすぐのことでした。

 

こうやって見ると、大抵4年程度でやる気がなくなり、結果も伸びなくなっています。1度目は新プロジェクトに携われたことで、2度目は管理職になることでやる気・結果を向上させることができました。残念ながら3度目はそのチャンスが無さそうだったので転職に至ったという感じです。

 

やる気と結果に相関があるのは明らかです。だから、自分にやる気がないのに会社にとどまることはお互いにとってマイナス。やる気がないな、と思ったら転職を検討したほうがお互いのためなので、個人は転職を、企業は中途採用をどんどん進めるべきだと思います。