何度もしつこく書いている通り、僕が7か月かかってもらえた内定は2社のみ。業界、職種を変えようとした結果、およそ300社に断られました。

 

ではなぜこの2社に内定を出してもらえたのか?

 

転職サイトでは『40代は即戦力。内定を取るためにはスキルや経験のマッチングが大切』などと、もっともらしいことが書いてあります。でも少なくとも僕に内定をくれた2社に関してはそうではありません。

 

実は、僕はこの2社ともに面接で一度落ちています。両者ともに『今回募集しているポジションとは経験・スキルが合わないから採用は難しい』と言う理由で断られました。ただ、この2社はここからが他の会社と違いました。『でもこっちポジションなら貢献してもらえるかもしれない。』と別のポジションを紹介してくれたんです。その別ポジションも自分がやってきたことと完全に一致するわけではないものの、頑張ればできると判断してくれたのだと思います。

 

なぜそんなチャンスをくれたのか?明確な理由はわかりませんが、ビジネスの基礎的な部分が身についていて、かつその会社の社風や面接官との波長が合ったからだと思います。スキルが完全に一致しなくても、社風に合う考え方ができて短期間で戦力になれそうならば採用してもよい。そのように考えてオファーをしてくれたのでしょう。そう言った意味では、一定程度40代の僕のポテンシャルを買ってくれたと考えてよいと思います。

 

ほとんどの企業は40代を即戦力と考えています。そんな中で、40代のポテンシャルを考慮してくれる会社を見つけるのは難しい。その上、その会社の社風に自分が合うと思ってもらえるケースとなると、さらに可能性は低くなります。その確率が僕の場合は2/300=0.7%でした。低い確率ですが、そういう会社に出会えたのは本当に運がよかったと思います。

 

40代の転職に一番大切なものは運だと思います。その運をつかむために書類をしっかり作ったり、企業の研究をしたり、面接の準備をしたりと言う努力は必要です。でも、それらは結果を左右する最重要ファクターではありません。

 

転職に成功する人としない人、その違いは運の良さ、もしくは運が向いてくるまで続ける根気があるかだけなのかもしれません。だからいま転職活動がうまく行ってなくても、運が向いてくるまで続けることが大切です。

 

転職活動中は、うまく行かない自分はダメな人間だと思ってしまいがちです。そして、成功している人との能力の差を感じ、落ち込んでしまいがち。でも、人間能力の差なんてそんなの大きくありません。運が巡ってくるタイミングが違うだけだと思います。

 

40代の転職(キャリアチェンジ) ~⑥企業は選考のスキルを上げるべき