会社で健康診断をあっせんしてくれるということで、お言葉に甘えて行ってまいりました。費用はほぼ自己負担なのですが、そもそもイギリスにいた時はそんな機会がなかったので健康診断をしていなかったし、どうも費用も日本と比べると格安な感じがしたので行くことにしました。

 

行ったのは臺北醫學大學附設醫院。もうね、画数からしてただものではないよね。同僚に聞いたら台湾で3本の指に入る病院だとのこと。

 

検査に先立って書類がたくさん送られてきます。そう、全部中国語で…。まずはどのコースにするかを選ばなければいけません。漢字なので大体意味は捉えられるのですが細かいことまで比べてられないので、まずは一番高いコースを確認。

 

そこには『内視鏡』っぽい文字が。それは苦しそうだから嫌だな、と思ったらお隣に『無痛』の文字が。素晴らしい。無痛ならやりましょうと言うことで、そのコースに決定。

 

で、その後関連書類が送られてきます。そこで気づいたのですが、どうやら胃と腸の内視鏡検査をまとめてするようです。だから検査前に胃と腸を空っぽにしておかなければなりません。検査2日前から食事制限。これが細かい。2日前から繊維質のある野菜はダメ、肉の皮はダメ、基本はお粥のみなどなど細かく書いてあります、中国語で…。1日前はほぼ絶食。なかなかの苦行です。

 

中国語を勝手に解釈して何とか苦行を終え、検査当日早朝から病院に向かいます。ほとんどのスタッフと看護師さんが英語を話せるので受付から着替えまではスムーズ。台湾の若者はほとんどの人が流ちょうな英語を話してくれるので助かりますね。むしろ英語が苦手なのは年齢の高いお医者さんの方。一方で年齢が高いからか日本語を話せるお医者さんがいて『6か月も台湾にいるのに北京語が話せませんか?』と日本語で詰め寄られました…。いや、もう本当に返す言葉がございません。

 

と言うわけで、看護師さんがいれば大丈夫かなと思っていたのですが、なんとボランティアの通訳さんまで用意してくれました。60歳を過ぎたお母さん。娘さんがイギリス人と結婚してイギリスに住んでいるそうです。

 

と言う感じの雑談はできるのですが、話題が細かな医療の話になるとお互いに英語力が足りず、結局何となくの会話で終始。途中でお母さんが、『この辺の話は中国語で書いた方が伝わるわよ』と看護師さんにアドバイスしてくれたので英語だけよりはだいぶ理解はできましたが、よくわからないまま検査に臨むという若干怖い状況になりました。

 

この日のメインイベントは内視鏡。ここで『無痛』の意味が分かります。全身麻酔で寝ている間に胃と腸をカメラでチェックするということだったようです。全身麻酔、危険なんでしょうね。たくさんの書類にサインをしました。その後手術室のようなところに連れていかれ麻酔を注射、そしてその後の記憶なし。どれくらいの時間が経ったかわかりませんが看護師さんに起こされふらふらと病室を後にしました。

 

全身麻酔の効果はすごくて、その日はなんとなくふらふら、その後2日間頭痛があったり気持ち悪さがあったりと体調不良が続きました。健康診断で健康を害す。なかなか風流な状況ですが、細かなチェックができたので良しとします。

 

ただ、全身麻酔よりもきつかったのはその後1週間の食事制限。内視鏡検査の時に小さなポリープを切除したので制限が必要だとのこと。牛乳・コーヒー・紅茶はダメ、繊維のたくさんある野菜はダメ、野菜の皮はダメ、肉も皮の部分はダメ。外食頼みの僕はこの制限下で食べるものがありません。仕方なく少しの妥協をして毎食牛丼を食べ続けたのですが、これが意外としんどい。酒はダメと言われなかったので飲んじゃおうかとも思いましたが、結局我慢したので肉体的にも精神的にもダメージを受けました。

 

もうすぐ1週間。制限が解除されたらコーヒーをたくさん飲もうと思います(笑)

 

 

 

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