ペンタとライカとブロンプトン

ペンタックス, GR, Mモノクローム, Brompton, ミニギター豆鉄, そして台湾

イギリス最後の日

3月23日から。イギリス最後の週末。

3年4ヶ月、あっという間に過ぎた素晴らしい日々をゆっくり思い出すこともできないほど忙しない日々でしたが、それがかえって悲しさを軽減してくれた気がします。

 

3月23日(金)

この日にやるべきは、荷物の運び出し・室内の清掃・eBayで売ったテレビの受け渡し・水道と電気ガスの解約の4つ。

荷物の運び出しはとても順調。朝9時半に業者が2人やって来てサクサク箱詰め。以前日本からイギリスに移動した時もそうでしたが、目の前にあるものから秩序なく箱詰めしていきます。色々なものが雑多に箱詰めされてしまうので取り出すときは大変ですが、これが一番効率よくパッキングする方法。2時間程度であっという間に去っていきました。

続いて室内の清掃。業者が午前中に来ると言っていたのですが、来たのは1時過ぎ。まあこの辺りは想定内ですね。やって来たのは多国籍の不良っぽい若者5人。『薬品使うから出てってくれないか?』と追い出されます。近所のパブで1時間ほど待つと清掃は終了。しかしさすが不良たち、のちの不動産屋によるチェックで清掃できていないところが見つかったらしく、再清掃を命じられていました。まあ本人たち以外誰にも迷惑はかからないのでよしとします。

続いてテレビの受け渡し。イギリスを発つのが日曜日だったのでeBayで売る際に土曜日までに絶対に取りに来ること、と言う条件を明記しておきました。そして『金曜日に取りに行くよ。』というメッセージも受け取っていました。にもかかわらずこの日に買い主から連絡はなく、翌土曜日に電話をかけて来て、謝りもせず『月曜の午後に取りに行くよ。』とか言い出す始末…。結局大家さんにお願いをして、受け渡しをしてもらうことになってしまいました。発音から察するに東欧系移民。大家さんは快く受け渡しをしてくれたとは言え、現地の人に迷惑をかける外国人は、イギリスを愛する外国人としては許せないです。BREXITで追い出されることを願うばかりです。

テレビの受け渡しを待ちぼうけている間、電気ガス水道の解約をしました。解約を阻止したいのか、基本イギリスではどんな解約も電話で行います。来た時は英語力不足で歯が立たなかった電話でのコミュニケーションもいつのまにかできるようになっていました。あらためて3年の月日を感じますね。

部屋の清掃が住んだあとは家には泊まれないので、この夜からGuildfordのホテルに移動しました。

 

3月24日(土)

テレビの受け渡し以外は片付いたので、この日は朝からロンドンへ。これからイギリスに来る機会は激減するだろうと言うことで、靴でも買っておこうとJermyn Streetに出かけました。Jermyn Streetは靴屋さんが集まっている通り。靴好きの人にはたまらない通りだと思います。

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この日は3月23日。BREXITが混迷を深めている真っ最中だったので、向かう途中にBREXIT反対派をたくさん目にしました。ロンドンだとBREXIT反対派が多いので、周りの人も好意的。とは言え、僕にできることは残念ながら何もないのでJermyn Streetへ向かいます。

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はじめに訪れたのはFoster & Son。イギリスの靴屋さんの中でもデザイン、履きやすさともに飛び抜けている印象のあるメーカーです。

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美しいブーツ。しかもものすごく履きやすい。よし、これにしようと値段を聞いてみたら960ポンド…。以前に買ったものよりかなりお高い。どうもビスポークの技術を使った既製品では最上級のラインナップのようです。せっかく履かせてもらったのですがこれは厳しい。

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仕方がないので、と言ったら失礼ですがお隣のTricker’sへ。ここの靴は400ポンド前後と安心の価格帯です。

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いちばんTricker’sらしい靴がいいんです、と言ったところ、『このライトブラウンのヘビーシューズがうちの伝統さ。』とのこと。ヘビーシューズって靴としてはいいことじゃなさそうだけど、頑丈なのかもしれないな、と買ってみました。ジーンズとも調和する感じで使い勝手は良さそうです。

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靴を買ったあとはウエストミンスターで高校時代の同級生と待ち合わせ。彼女の2人のお子さんの観光も兼ねてテムズ川下りを初体験。話もできたしロンドンも観られたし、楽しかったです。

 

ウエストミンスターはロンドンアイやビッグベンのお隣。ビッグベンは改修中でえらい姿になってました。

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どの国でも橋は美しいですね。ロンドンの橋は古いので特に風情があります。

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我々の世代だとロビンマスクの必殺技として有名なタワーブリッジ。威風堂々といった感じです。わからない若者はお父さんお母さんに聞いてください。

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 同級生とは昼過ぎに別れ、ロンドンからGuildfordに戻ってお世話になったワイン屋さん、Corkageに挨拶に。あいにく店主のAndyはお休みでしたが、ラグビーW杯を東京に見に来ると言っていたので『その時は連絡してね』と伝言。

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せっかくなのでとワインを飲んでいると、隣にいたご夫婦が『なんで一人なんだ?』と話しかけて来ました。

『今夜はイギリス最後の夜なので、好きなお店で飲みたかったんです。』

と言ったら、『最後の夜?一人じゃダメだ。』と隣のテーブルの見ず知らずのご夫婦も誘ってくれて5人で3時間ほど飲むことになりました。

『台湾での成功を祈っているよ』

『必ず戻ってこいよ。その時は空港まで迎えに行ってやるよ。』

ああ、そうだ。僕ははじめてイギリスに来た時にこう言う優しさに触れて、この国が好きになったんだ。最後の夜にまたイギリスらしさに触れることができました。

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