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飛行機は精神を蝕む

若い人と話していると世界を股にかけて仕事がしたいと言われることが多いです。仕事の中身はどうあれ、移動だけ見ると僕の仕事はそう見えるらしく、羨ましがられたりもするのですが、正直あまりおすすめはできません。飛行機と言う移動手段は、人の精神を崩壊させる恐れがあると思っているからです。

 

狭い空間で、騒音だらけ。こんな劣悪な環境って他にあまりないと思うんですよね。その上、移動手段としての信頼性も電車などに比べると低い。出発から到着までの予定が組めないからものすごくイライラしてきます。

 

先日、僕が日本からイギリスに帰った時を例に、飛行機によって崩壊させられる精神を観察してみましょう。

 

羽田 - ヒースロー着陸(13時間)

羽田空港にいる時間も入れるとヒースロー着陸まで13時間くらいかかっています。まあ旅のスタートなのでこの時は精神に余裕がありました。ただ、機内でよく眠れず…。飛行機に乗っているのが日本時間の日中なので不思議ではないのですが、ここで眠れなかったことが後で効いてきます。

 

ヒースロー着陸から外に出るまで(2時間)

パスポートコントロールで1時間半くらい待ちました。このあたりから精神が崩壊し始めます。

 

しまいにはこんな訳の分からないことを言い出します。

 

一度家に帰って3時間ほど片づけをして、翌日のドイツでの会議のために再度ヒースローに戻る予定だったのですが、このパスポートコントロールの行列によって、家での滞在時間が1時間になってしまいました。それがあって強烈にイライラしてますね。

 

ヒースロー発の飛行機が遅れる(1時間)

仕方なく家に荷物を置いてすぐにヒースローに向かいました。ところが着いてみると、この日の目的地であるチューリッヒ行きの飛行機が1時間遅れています。それなら家でもう1時間片付けができたのに…。

 

これでイライラすると思いきや、元気がなくなっていますね。

 

チューリッヒ - ドイツ (1時間半)

ちなみに、この遅れのせいでホテルでもトラブル。玄関が締め切られておりチェックインができない。チェックインのためには隣のホテルに行けとのこと。ここでまた元気が出たのか再度イライラし、ドイツ圏に悪態をつき始めます。

 

結局ホテルについてもイライラが続いたのか、1時間しか眠れず翌朝チューリッヒ空港からドイツへ向かいました。ここは遅れなし。元気はないけど。

 

 

ドイツ- ヒースロー (4時間半)

帰りのドイツ発の飛行機も遅れ。

 

結局チューリッヒ空港で、次の便まで車で連れて行ってくれたのでヒースローに着く時間は変わらなかったんですが、やっぱり精神的に良くないですね。

 

ストレスをためながらの移動。そのせいか、羽田に着いてからドイツでの会議が終わるまで42時間のうち、眠れたのは1時間だけ。帰りの飛行機は記憶がないくらい寝ましたが、リズムを戻すためには数日かかると思います。

 

若者よ、こんな生活したいですか?