ペンタとライカとブロンプトン

ペンタックス, GR, Mモノクローム, Brompton, ミニギター豆鉄, そして台湾

はじめてのロンドンサイクリングは恐怖でいっぱいでした。

ロンドンのオフィスで行われる会議へBromptonを電車に載せて行ってきました。最寄り駅のGuildfordからSounth Western Railway に乗ってWaterloo駅まで。そこから自転車でオフィスのあるCanary Wharfまで10kmの道のりを行く。テムズ川沿いに東へ走れば着くっぽいよ、と言う相変わらず大雑把なプランで行ってみました。

 

ロンドンでサイクリングって素敵に聞こえるでしょ?結構自転車乗りも多いって聞くし。

 

実際は最悪です。怖いし危ない。なぜ最悪なのか、理由を挙げてみましょう。

 

自転車乗りのマナーがひどい

田舎のサリーの自転車乗りは感心するくらい紳士的なのですが、ロンドンは『ここが同じ国か?』と思うほどマナーがひどいです。狭い道でもものすごいスピードを出す、追い越しのために反対車線にはみ出る、信号は守らない。ロンドンでの危険は車でも歩行者でも犯罪でもなく自転車です。

 

おそらく事故多発。何を勘違いしているのか、自転車道に迷い込んだ歩行者に『NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!』と叫ぶおっさんもいて素で引きました。

 

サリーだと歩行者や自転車同士追い越したり追い越されたりするときに挨拶するんですが、ロンドンはそういうのもありません。殺伐とした雰囲気の中でスピードを出すために必死に漕ぐ。これがロンドンの自転車ライフです。

 

自転車が多い

さらに、自転車の数が半端じゃありません。すべての人のマナーが悪い訳ではないんですが、数が多いとそれだけで怖いです。あれだけの数がまとめて走るには他人の近くに寄るしかないので、集団の中で走らざるを得ません。

 

僕がカンチェラーラだったら、周りがアームストロングだったら怖くはないのでしょうが、素人が集団で走るのは怖いです。路面も安定しているわけではないし、恐怖の中で漕ぎ続けなければいけません。

 

自転車道が狭い

東京と違って自転車道が車道とは別に整備されています。それはありがたい話なのですがやたら狭い。1車線に1台通るのがやっとな感じの道路が対面通行になっています。

 

そんなに狭いのに猛スピードで走る人がたくさんいて、しかも彼らは追い越しの時に反対車線に飛び出してきます。まあ恐ろしいこと。

 

この自転車道、CSと言う名前です。Cyclist Superhighwayの略なんだって…。どうしてSuperhighwayなんて危険な名前を狭い道につけてしまったのか。ハイウェイの名に恥じない走りをしようと頑張っている輩もいる気がします。もっとスピードを出しにくい名前なかったのかね、Safety Laneとか。

 

道に迷いやすい。(方向音痴なだけかも)

この自転車道、基本的には幹線道路的な扱いで、目的地に着くためにはそこから降りて一般道を行かなければなりません。これが方向音痴の僕には高難度。Google Mapsを開きまくって会社の場所を調べるんですが、一般道はくねくねしていて方向感覚を失わせます。

 

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目的地に近づいてからさまよう方向音痴の軌跡

 

特に難しいのが高速道路やテムズ川の向こう側に行く方法。意外と向こう側に行ける場所がなく、歩行者に交じって自転車を担いで階段を上り下りすることになりました。Bromptonは軽いので苦ではないのですが、それでもちょっと切なくなります。

 

まとめ

混んでる地下鉄に乗るのが嫌なので、また会議があれば自転車で行くつもりですが、観光で行くなら自転車は避けた方がよさそうです。とても景色を楽しんで漕げる状況ではないし、危険も多いと思います。観光で自転車に乗るならサリーがおすすめ。ロンドン五輪の自転車競技のコースになったので、道もそこそこ整備はされているし(悪路もあるけど)車も自転車の扱いに慣れています。景色もきれいだし、何より自転車乗りのマナーがよい。自転車乗りのみなさま、ぜひロンドンではなくサリーへお越しください。