ペンタとライカとミニギター

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グローバルスタンダード

Untitled

 マドリッド。決してきれいではない古びた街並み。治安が悪そうに見えるこの景色も色気に感じられます。

 

建築物としての価値は高くないのだろうけど、積み重ねた時間が美しさを生むのかもしれません。街を歩く人も周りの建物と調和していて、地元の人と観光客や移民がなんとなく区別できる。かと言って外国人を排斥する雰囲気もない。こういう光景が街に魅力を与えるのでしょう。

 

東京もそんな街でいてほしいけど、戻るたびに過去を捨てている印象。都市計画・建て替えが疑いなく善とされ、日本らしさを失った建物が乱立している。こんな風にアイデンティティを見失ってしまうと誰にも見向きもされない街になってしまうのではないか、勝手に不安になってしまいます。

 

開かれた国になることは自分らしさを捨てることではありません。人間も然り。日本ではグローバルスタンダードと言う言葉を使いますが、少なくとも僕の働いている多国籍企業ではこんな言葉を聞いたことがありません。みんな違う国から来ているのだから文化や考え方が違って当たり前。そんな中でスタンダードなんてできるわけかない。違いを理解したうえで、協力していく。それが自然な形なのだと思います。

 

駅や街の看板に英語で案内を記載するより、迷ってそうな人がいたら声をかける。これが開かれた国の姿だと思います。日本語だってかまわないんです。大抵のことは伝わるんだから。英語が話せたってコミュニケーションが取れない人はたくさんいます。要は相手を理解しようとする意志と、シンプルに思っていることを伝える技術だけがあればいい。その姿勢さえあれば、英語力がなくいても異文化コミュニケーションはできるし、多国籍企業で働くことも難しくありません。

 

僕も含めて日本人は型が欲しいと思いがち。だからグローバルスタンダードを探してしまうのかもしれません。でもきっとそんなものを探している間は世界に撃って出られない。自然体で自分らしくいることが本当の意味でのグローバルスタンダードなのかもしれません。

 

マドリッドと東京の街並みの違いを見てなんとなく感じたことを徒然なるままに。

 

 

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