イギリスの不動産賃貸事情~出て行く側が苦労する引っ越し。

新しい家の契約が11月半ばから、現在の家の契約が12月半ばまでなので引っ越しはのんびりできるななどと油断していたら、俄然忙しくなって来ました。それもいまの家に関することで…。

 

まずイギリスの場合、内見には住んでるうちからやって来ます。僕も家を出ると決めてから、『何日の何時に行ってもいい?』と言う不動産屋からの連絡が3日に1回くらいかかって来ます。これがなかなかストレスが溜まります。その上、不動産屋は基本雑。こちらの事情を全然気にしません。鍵を持っているので勝手に入ると言うスタンスは我慢できるのですが、時間を守らないのが理解できない。今日なんか12時半の約束だったので12時10分にシャワーから出て来たら、鍵を開けて土足で入って来てました。おそるべしです。

 

この先引っ越しまでは掃除をしても土足で侵入されるっぽいので、この家に対する愛情が一気に薄れて行っています。おかげで後ろ髪引かれることなくすっきり出て行けそうです。いまは一刻も早く借りてもらうこと(そうすれば幾分か契約期間を短縮できる)と、要らないベッド(ネジが1本外れている)を次のテナントに使わせることに意識を集中しています。

 

これに加えて大家さんが面倒。このフラットは投資対象なので必死です。この機会に何とかよいテナントを見つけたいと、悪いところは全て直そうとします。しかもそれに僕の協力を求める。彼から見ると僕は一人で住んでいて子供もいないので家財に傷などがつきにくい、一人で家賃を払っているので安心感がある(この家の前の住人は複数人でシェアハウスのように使っていたようです)、支払いが安定している、綺麗に使っている、と言う意味でよいテナントだったようです。だから次も似たようなテナントを見つけるために小綺麗にしておきたい。

 

そのためにと言うことで、先日一度家を見に来たんですが、まずその時点で時間を取られて面倒。その上内装をチェックして、壁を直したいから業者と日程を調整してくれ、屋根の水漏れが疑われるので業者と日程を調整してくれ、ガスの安全点検に立ち会ってくれ、ソファーのクリーニングをしてくれ、玄関の掃除をしてくれとか言ってきます。借りて使っているソファーのクリーニング以外、大家さん持ちなのですが、平日ドイツにいることも多いこの頃はそんなに家にもいられないわけで…。

 

ただ、テナントの側は大家さんに保証金を入れていると言う弱みがあります。だからある程度協力をせざる得ないんです。こんな面倒を避けるため、大家さんはお金と気持ちに余裕のある人を選ぶよう気をつけた方が良さそうです。利回りとか気にしている大家さんに当たるとテナントは不幸ですね。この家の場合、まず直すべきは古いボイラーなのですが、そこは見えないからか手をつけない…。次のテナントもお湯が出ない恐怖を味わうことになる気がします。

 

幸い、次の大家さんは自分の住んでいる家が不要になって貸すだけのようなので余裕ありそう。この点でも引っ越しが楽しみになってきました。

 

と言うわけで今週は壁の修理とソファーの洗浄をに付き合いました。壁の修理に来た人たちは英語が通じない上、電話会議中にブレーカーを2回も落としやがったので結構本気で怒ってしまいました。

 

早く引っ越して新生活を始めたいですね。

 

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